八王社の樟(くす)

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八王(やつおう)さん (西側から村田撮影 2010年3月13日)

 八代市の中心部、北の丸町にある代陽小学校の校庭の南はしにこのクスノキの巨木はあります。私は代陽小学校ではありませんでしたが、北の丸町に住んでいましたので、家のすぐ近くでした。

八王さん(クスノキのこと)と淺川神社(八王社)
根元には大きな空洞がある


 この空洞はかなり広く、小学校の子どもたちの遊び場にもなります。代陽小学校創立130周年記念に「おひさまの子ども」という応援歌が水俣市出身のシンガーソングライターむたゆうじさん作詞・作曲で発表されました。その歌詞の中に

「学び舎となかよしクスノキ 夢見て羽ばたく小鳥た  どんなひも ひとりきりじゃない  かなしい時ほど  友だちさ  たんけん遊びや かくれんぼをした あのやつおうさん

とうたわれています。下の写真は根元の空洞の内部を私が撮影したものです。 

根元の空洞はこんなに広く高い! 中で子どもも大人?も遊べる

八代市教育委員会の掲示

 この八王社の樟は樹齢1000年、根回り24.5m、幹回り12.7m、樹高31.5mの巨木で、先に紹介した「寂心さんの樟」に勝るとも劣らないといえます。八代市指定天然記念物です。また、この場所が昔は「浅井の津」と呼ばれ、港であったことも興味のあるところです。

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