クスノキの巨樹

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 クスノキ(楠・樟)は熊本県の「県の木」ですが、昨日放映されたNHK-BSプレミアムの「美の壺」で熊本市北区の畑の中にある「寂心さんのクス」(写真)が紹介されました。なるほど立派な傘状のクスノキで、幹周17.1m、樹高30m、枝張り50m以上だそうです。熊本県指定天然記念物で、国の天然記念物に指定されないのが不思議とされています。

 寂心さんとは人の名で、熊本城の基礎となった隈本城を築いた鹿子木親員入道寂心(かのこぎちかかずにゅうどうじゃくしん)手植えの木と伝えられています。鹿子木は九州・熊本に多い姓ですね。昨年の八高東海同窓会の総会で記念講演をなされた小林月子先生の旧姓も鹿子木さんです。読みは「かのこぎ」か「かなこぎ」ですが、どちらでしょうか。

 それはともかく、八代にも立派なクスノキの巨木があります。代陽小学校の卒業生なら誰でも知っているはずのあの木「八王社(やつおうしゃ)の樟」ですが、次の記事とします。

寂心さんのクス


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