八代市鏡町の「畳投げ大会」

 元旦のNHKテレビ 「2019年新春発見 ニッポン”にぎわい”リレー」(9:05~13:00)の中で八代市鏡町の伝統行事「畳投げ大会」が紹介された。同市では毎年5月末頃開かれる「ふる郷(さと) 愛鏡祭」の一環として、男性は1畳(175㌢×87㌢、約14㌔)、女性と小学生は半畳(91㌢×91㌢、約6㌔)を舞台上から放り投げるこの行事が行われる。これを番組用に再現したのだろう。この行事は平成11年から行われており、今年の愛鏡祭畳投げ大会は5月26日に予定されている。

 い草の国内最大産地(約95%)である八代市。その中でも鏡町や千丁町が中心と思われる。私(村田)は両親とも熊本市の出身だが、生まれたのは広島県神辺町(現在福山市)で、当時は備後畳表で知られるい草の産地であった。しかも父親が勤めていた会社は以前畳表を織る機械を製造していた。ものごころついたころは、その工場はすでに休業状態だったのを覚えている。私が八代に来たころには、い草の最大生産地が備後地方(広島、岡山)から八代にかわる時期だったようだ。縁を感じる。
 肥後のイグサ栽培歴史はかなり古く1505年ほど、今の八代市千丁町太牟田にあった上土城主の岩崎主馬守忠久公(いわさきしゅめのかみただひさこう)が領内の古閑渕前にイグサ栽培させて、特別保護のもとに奨励したのが始まりといわれる。

 「畳投げ」は宮崎県高千穂町の天岩戸神社でも「岩戸投げ大会」として行われている。岩を投げる代わりに畳を投げる。

NHKテレビ 1月1日 「ニッポンにぎわいリレー」から

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